今後の計画

カラーマーク専用の傘

カラーマークをより良く使用できるようにデザインしました。
傘の柄(え)にカラーマークを美しく、かつ強く固定できます。
以下は、意匠出願の内容です。

【意匠に係る物品の説明】

　本物品は、ゴム機能を有した滑り止め用および、目印用のリングを美しく装着して固定できるように、柄の表面に凹凸を波状に形成する。　柄の先端部は長方形の短辺を丸く湾曲した形に形成する。　これにより、長方形の短辺の方向から容易にリングを装着できる。　さらに、机やテーブルなどに傘を掛け止めたときに、滑り落ちない効果も得られる。　使用状態を示す参考図１は、本物品にゴム機能を有した滑り止め用および、目印用のリングを装着した状態を示す。　リングを装着することで、傘を使用するとき、持ち歩くときに滑り止めの効果が得られ、手袋をした状態でも滑らずに使用できる。　また、傘立てから自分の傘を探すときに、装着したリングが目印になるため、自分の傘を瞬時に見つけることができる。　様々な色に彩色されたリングを任意の位置に装着して、自分の好みに合う独自の目印を作成できる。　さらに、装着したリングにストラップ紐を結び付けることで、任意の位置にストラップやネームタグを取り付けできる。　正面図、Ｄ－Ｄ’断面図、使用状態を示す参考図２は、柄の太さを一定間隔で変え、柄の表面に湾曲した凹部と湾曲した凸部を波状に形成することを示す。　凹凸境界面（凹部と凸部が始まる面）を基準として、凹部の深さは凸部の高さより大きな値で深くして、凹部の湾曲面は凸部より急なカーブを描く。　凸部の湾曲面は凹部より緩やかなカーブを描く。　使用状態を示す参考図２を例にして説明すると次のようになる。　たとえば、装着するリングの断面の円周が８ミリの場合は、それと同じ８ミリ間隔で柄の太さを変える。　柄の表面は、４ミリ間隔の湾曲した凹部と、４ミリ間隔の湾曲した凸部を波状に形成する。　これにより、装着したリングを転がして移動できるようになり、ねじれずにリングを湾曲した凹部に固定できる。　たとえば、凹凸境界面の柄の太さを直径１９．６ミリにした場合は、凹部の最も深い部分の柄の太さは直径１８ミリ、凸部の最も高い部分の柄の太さは直径２０ミリとし、凹部の深さは０．８ミリ、凸部の高さは０．２ミリにする。　凹部に装着したリングは凸部より１ミリ程度高くなり、滑り止め効果と目印効果が得られる。　さらに、湾曲した凹部に２つのリングを重ね合わせて装着することで、２つのリングが密着して転がりを防いで柄に強く固定できるため、滑り止め効果を増大できる。　正面図、左側面図、底面図、斜視図、Ｂ－Ｂ’断面図、Ｄ－Ｄ’断面図は、柄の先端部を長方形の短辺を丸く湾曲した形にして、その表面も丸く湾曲することを示す。　Ａ－Ａ’断面図は円形であり、Ｂ－Ｂ’断面図は長方形の短辺を丸く湾曲した形である。　これは、柄の先端に向かって円形から長方形に、少しずつ緩やかに変形するように形成することを示す。　Ｄ－Ｄ’断面図は柄の先端部の表面を丸く湾曲するように形成することを示す。　使用状態を示す参考図３は、柄の先端を長方形の短辺を丸く湾曲した形にすることで、机やテーブルなどに傘を掛け止めたときに、滑り落ちることを防ぐ効果があることを示す。　一般的な柄の先端は円形であるため、机やテーブルなどの天板と接する部分が一つの点となり、揺れて固定できないため滑り落ちる。　柄の先端を長方形の短辺を丸く湾曲した形にすることで、机やテーブルなどの天板と接する部分が一本の直線となり、揺れないため接触面に摩擦力が働き、傘は滑らずに固定される。